試作品作製事業説明ページのタイトル画像

金型製作に多額の投資をする前に、数台のプラスチックや金属を直接削りだしたり張合わせ、製品設計と寸法上ほとんどくるいが無く同一形状を作り上げ、形状の確認や、設計の検証をして頂きます。
いくら3DCADや3DCGの画が精巧かつ魅力的であったとしても、実際のモノとして手に触れた時の感覚は大きく異なります。画面の中だけでなく、見て、触って判断する、設計の最終段階では欠かせない工程のひとつです。

また、ひとくちに試作品と言っても、様々な製作方法があります。試作品を製作する目的や予算、日数に合わせた製作方法を選択して頂けます。試作品製作に多く用いられる手法をいくつかご紹介します。

1.切削加工

樹脂ブロック(ABS・PC)や金属(アルミ)ブロックをマシニングセンタで、3DCADデータを元に削り出します。
サイズの大きな物、アンダーカット部分などは、分割して切削し、貼りあわせる場合もあります。
成形樹脂と同じ素材を使うので、ある程度の強度や耐熱性テストが可能です。

また、蒸着メッキや塗装などの二次加工も可能です。
レンズなど透明樹脂の切削加工は、磨き工程にコストと時間が必要とされます。

2.光造形

液状の樹脂に紫外線を照射して硬化させて形成します。
中空形状が製作可能なほか、精度も高く工数も数日程度です。
樹脂を重ねた層が残るため、透明度を求めるレンズなどの試作品には向いていません。

3.真空注型

数個〜数十個程度の試作品が必要な場合に利用されます。
まず、光造形や切削加工等でマスターモデルを製作し、シリコンゴムで型をとり、そのシリコン型の中にウレタン樹脂を注入して試作品を複製します。

注入するウレタン樹脂にも、いくつかの種類がありますので、硬度や色など、目的に合わせた樹脂の選択ができます。また、印刷や塗装、蒸着メッキ等の二次加工が可能です。